11 Jun 2021
カジノソフトウェア
カジノソフトウェアは毎日新作が作られています。つまり、カジノゲームを製作する会社の数は絶えず増加しており、既存のソフトウェア企業同士だけでなく、新規参入組との間でも競争が絶えることはありません。我々プレイヤーの側にとっては、ゲームの数・種類が増えて中身が改良されるということですから、嬉しい限りです。多くのカジノプレイヤーが、最高のカジノソフトウェアは何かと考えているので、現在世界中で最も人気のあるカジノゲームソフトウェア企業を3社選出しました。このリストには順番を付けていません。なぜならすべては個人の好みの問題だからです。ただしこの話題になると、もっともよくある質問が「NetEntとマイクロゲーミングのどちらですか?」となるのは間違いありません。
オンラインカジノで稼げる可能性は、主にボーナスオファーやプロモーションにより左右されますが、通常は使用するソフトウェアにより規定されたり、制限されたりすることさえあることは知っておく必要があります。たとえば一部のソフトウェアには、フリースピンやボーナスを発生させるコード(ボーナスコード)といった形でボーナスを作成する機能がありません。
Net Entertainment(NetEnt)
1996年創業で、ストックホルムに本社があるネット・エンターテインメントは、200本を超えるカジノゲームを製作しており、最高のカジノソフトウェアを世に出しています。2000年にはすでに、NetEntのソフトを使う世界初のオンラインカジノが登場していました。2003年に初のFlashゲームを製作し、2005年に初の動画スロットゲームを製作しました。NetEntが製作するカジノゲームの主な特徴は、革新性があり、デザインが美しく、とても楽しいということです。Flash / HTML形式で作られており、以下のカテゴリーに分類されます。動画スロット、動画ポーカー、テーブルゲーム、ミニゲーム、モバイルゲーム、ロト、その他。優れたグラフィックとサウンドを組み合わせており、プレイヤーのニーズに完全に合致するものです。この1例として、フルーツショップ・スロットのNetEnt版があります。
Microgaming
製作したゲームの数に関しては、マイクロゲーミングを超える会社はなかなかありません。1994年の創業以来今日に至るまで、750を超える素晴らしいカジノゲームを世に出しています。プレイ方法は2通りあります。Viperというダウンロードしてパソコンにインストールする必要があるバージョンと、「インスタントプレイ」というブラウザ上で直接プレイできるバージョンです。さらにiPhone、iPad、タブレット、Androidデバイス上で多数のゲームがプレイできます。マイクロゲーミングは、243通りの勝ち方があるという意味の「243 Ways」というスロットゲームを発明した会社です。したがって、243ものペイラインがあるスロットゲームとの表示があるのに気が付くはずです。こんなスロットゲームを製作するソフトウェア会社は他にありませんが、マイクロゲーミングは今でも業界の先駆者です。マイクロゲーミングのゲームの素晴らしい点は「統計」ボタンをクリックするといつでも、どの程度キャッシュバックボーナスを獲得できたのか確認できることです。
Playtech
1999年の創業で、MicrogamingやNetEntと同様にカジノソフトウェア業界の老舗であり、人気の点ではいまだにナンバーワンです。Playtechの第一印象とは、ハルク・アイアンマン・エレクトラ・X-MENなど、マーベルコミックのキャラクターが登場するゲームが数多くある点です。Playtechは自社のソフトウェアを使うカジノに対して、カジノ利用を禁止している国からのアクセスを認めないよう厳しく指示しています。したがってこの問題について相当厳格という点でも、特に最近では有名です。
11 Jun 2021
カジノで利用されている技術革新
カジノという競争の激しい業界では、創意工夫に富む会社にお金が集まります。見逃せないものをいくつかご紹介します。オンラインカジノの中でも外でも、ギャンブルの世界では新しいテクノロジーが実験されることはよくあります。カジノチップの自動修復、すべてを認識できるスロットマシンから、顧客関係管理を次のレベルに引き上げるソフトウェアに至るまで。超高解像度(UHD)のVRスクリーンの登場により、カジノは最先端テクノロジーが活躍する業種の1つとなり、昨今は2次元の画面だったものを3D体験に変換する作業が大幅に進んでいます。
ネットギャンブルでもこういった技術は用いられています。
多機能スロットマシン
スロットマシンの進化は止まりません。スロットマシンは当初からテクノロジーが生んだ驚異の機械でしたが、電気の普及とともにコマが使われるようになり、次にブラウン管が使われるようになりました。機械そのものは進化しましたが、スロットマシンでプレイする時の感覚自体はさほど変わっていません。リールの動きを見つめて、最高の結果が出るのを祈るわけです。こうした状況はすべて変化しつつあります。注目の範囲が狭くなりつつある世界に暮らしていますが、次世代のスロットマシンでは最先端テクノロジーを採用して、ユーザーに今までより優れた体験を提供します。スクリーンとゲーム機本体も、カジノゲームセンターの床とつながる設計で、見事な視覚効果が得られるようになります。ゲーム会社「IGT」の開発者たちには高い評価が寄せられています。
サメにご注意
ラスベガスの開発拠点では、すばらしいスロットマシンを紹介するゴングを鳴らす準備をしています。ゲーム機には高解像度のスクリーンがつながり、スクリーンを並べると、プレイヤーがサメでいっぱいの水族館にいるような錯覚を作り出すことができます。想像がつきますか?
ロック、チップ、パフォーマンス
チップやロックなどカジノの基本となる要素は、イノベーションの恩恵を受けています。Lockdogsというメーカーは、スロットマシン用の変更可能なロックを開発し賞を受けました。最大で1万3千回も変更できます。鍵を無くしたらロックを交換して、変更内容を保存するだけで済みます。チップを長く使い過ぎた場合は、Elite Gamingの出番です。同社独自のチップクリーニングシステムは、1日あたり最大10万個のチップを新品同様にできるため、ごみとコストの両方を削減できます。
CRM(顧客関係管理)が本格化
CRMを完璧にやることが、あらゆる企業の業務改善に必要です。ゲーム業界では、カジノ内外のプレイヤーに関する情報を収集することが重要です。今年のテクノロジー・アワードの複数が、CRM部門を対象としています。プレイヤーの行動を監視するSquareのようなカード決済システムから、VIPを見分けやすくするソフトウェアまで様々です。データ共有に不安を感じる場合は、現金とチップでギャンブルができるカジノがまだあるのでご安心ください。コナミの「Syncros(シンクロス)」は1998年から利用されており、カジノ側がプレイヤー情報を管理し、サービスを提供するのに役立つソフトウェアです。